文章の書き方のコツを学べる本

本記事は以下のような人にオススメ

・論文やエントリーシートの書き方を学びたい学生

・ビジネスメールや企画書、報告書の文章力・日本語力を向上させたい社会人

・ブロガーやジャーナリスト、マーケター等、文を書く仕事をする人

・日本語の正しい文章をちゃんと学び直したい人

  私の父親は読書家で、学生の頃から今まで小説を中心に非常に多くの本を読んでいます。また、海外映画と海外ドラマの評論ブログを約11年間も書いています。個人的には、父は私よりも文章力がかなり高いと思っています。

  その父に、私がブログを書き始めた話をしたところ何冊かの本を勧められました。その内の2冊の本は文章の書き方に関する本でした。
  「この本はとても良い本だから、文章に関する本はこれ1冊を読めば充分だよ」と言って勧めてくれました。
  本を読む前は、「これ1冊を読めば充分だよ」と言って、なぜか2冊を渡されたことが面白くて笑っていましたが、読んでみたら同じ文章に関する本でも内容が全然違いました。

  どちらも良い本でしたが、オススメできる対象者が異なるので、それぞれの本について書評を綴ります。

大人のための文章教室 清水義範

  本書は一般人の文章力を上げる事を目的として書かれています。一般人向けに書かれていることと、著名な小説家である著者のキャラクターと工夫により、非常に読みやすい本でした。いわゆるビジネス本ではなく、親しみやすい文体なので本をあまり読まない人でも読みやすい内容です

特に参考になった所

  短い文章と長い文章をどう使い分けるか。これを学んでから、このブログのこれまでの文章を反省して書き方を変え始めました(笑)

  接続詞(「しかし」、「そして」など)の使い方。句読点と同様、使うべき時とそうでない時の原則を学びました。

  句読点(「。」と「、」)の使い方。特に「、」は多すぎると邪魔になりますが、少なすぎると読み辛くなります。「、」をどのような場合にどれぐらい使うべきなのかがよく分かりました。

  謝罪文、依頼文の効果的な書き方。著者のお手本文は流石お見事でした。「こんな風に断られたら全然失礼じゃないな」、「こんな風に頼まれたら、確かに思わず引き受けたくなるな」と感じました。著者による例文は、今後謝罪文や依頼文を書く際に手元に置いて参考にする予定です。

  全ては書ききれませんが、この他にも多くの役立つアドバイスが盛り込まれており、沢山のメモを取りました。本書は文章全般を改善したい人、ブロガーやジャーナリスト等の長い文章を沢山書く人には特にオススメです。

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文章力の決め手 阿部紘久

  本書は社会人や学生の文章を磨く事を目的としたビジネス本です。文章力の全体的な向上が見込める「大人のための文章教室」と異なり、本書では1つ1つの文の日本語の間違いを訂正していく内容となっています。

特に参考になった所

  本書の特徴は例文が非常に多いところです。なんと、ほぼ全てのページに学生や社会人が作成した原文と、それを著者が訂正した改善案が掲載されています。そのため、日本語の誤りを非常に理解しやすいです。

例として、以下のような日本語の文章ミスの改善例がほぼ全てのページにあります。

誤:詳しくは店頭のポスターか、スタッフにお尋ねください。

正:詳しくは店頭のポスターをご覧になるか、スタッフにお尋ねください。

文章力の決め手 第2章 04「述語の共用にご用心」から

  個人的には、「結果、〜となりました」や、「正直、〜でしょう」という表現を避けるべきだと知りませんでした。読んだ後、過去の記事の該当箇所を全て訂正しました(笑)

  また、「〜という部分がある」、「〜といった感じです」、「〜が気になります」、「なので、」といった表現は口語表現であり、文章では避けるべきだという指摘が印象に残りました。だって、よく見るじゃないですか(笑) 特に、「なので、」はたまに使っていたので反省点です。

  以上を踏まえ、本書は正しい日本語の文を学び直したい人、正確な日本語で文章を書けるようになりたい人にオススメです。

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