【お金】超基本!借金と利子の考え方と、返済方法

お金の質問

 

お金に関するご質問ですね。

質問の内容を順に分解していきます。

1.質問者様は5年の返済期間がある。

2.目標は「普通の生活をすること」

3.元手がない

4.もし元手があれば、株や賭博で一発逆転しようと考えていた

5.返済のアイディアが欲しい

 

以下で、より詳しく見ていきます。

返済期間

1.質問者様は5年の返済期間がある。

300万円の返済期間が5年なので、1年あたりの返済額は、300万円を5年で割って60万円。

1年あたりの返済額が60万円なので、1ヶ月あたりの返済額を計算するには、60万円を12ヶ月で割って、5万円。

つまり、毎月5万円+利子を返していくわけですが、ここで重要なのが利子率です。

利子の考え方

「お金を借りている状態」はあまり良い気分ではなく、心理学の研究でも、借金がある人は、借金がない人よりも幸福度が低くなる傾向があります

ですが、300万円を借りて、5年後に300万円を返すだけなら、実質的には1円も損をしていません

ここで出てくるのが利子(利息)です。

お金を借りた人の損失となるのは利子であり、利子こそがお金を借りる事の実質的な費用です。

 

利子率は、奨学金で0.3%程度、住宅ローンなら0.5%程度、不動産投資で4.0%程度です。しかし、クレジットカードの支払延期や消費者金融からの借入の場合、利子率は約15.0%になります。

この数字をもっとリアルに感じてもらうために、借金の元本(300万円)に加えて、利子をどれぐらい支払わなければならないのか、次の表で確認してみましょう。

借金の種類 利子率 毎月の返済額 返済額合計 利子合計 1ヶ月あたり借金費用
奨学金 0.3% 50,382円 3,022,931円 22,931円 382円
住宅ローン 0.5% 50,638円 3,038,281円 38,281円 638円
不動産投資 4.0% 55,249円 3,314,974円 314,974円 5,249円
クレカ延期、
消費者金融
15% 71,369円 4,282,167円 1,282,167円 21,369円

こうして見ると、利子率によって追加で払う金額が全然違うことが分かります。特に、利子率が15%の時は、300万円を5年間借りるために128万円も払わないといけません毎月21,369円も余分に払いたくないですよね。

クレジットカードのリボ払いや、消費者金融の借入をやってはいけない理由がこれです。

今回の場合、利子率が2.3%を越えると毎月余分に払わなければいけない利子の金額が3,000円を越えます。お金に苦戦している状況の人にとって、これは結構高い金額だと思います。

なので、もし質問者様の借金の利子率が2.3%を越えているのであれば、5年かけて返済するよりも、もっと早く返済して、利子の金額を減額する事をオススメします。

例えば、利子率が15%だと仮定して、返済期間が5年の場合と、3年の場合を比較してみましょう↓

クレカ延期
消費者金融
利子率 毎月の返済額 返済額合計 利子合計 1ヶ月あたり借金費用
5年 15% 71,369円 4,282,167円 1,282,167円 21,369円
3年 15% 103,995円 3,743,855円 743,855円 20,662円

返済期間を5年から3年に減らすと、毎月払うお金が約32,000円ほど増えますが、利息として「損失」になるお金が128万円から74万円まで減ります。合計54万円も負担が減ります

なので、利子率が高ければ、多少無理してでも早期に返す、というのが1つ目のアドバイスです。

なお、利子率が2.3%以下であれば、急がずに5年かけてゆっくり返すのもありかと思います。

借り換え

また、利子率が高すぎる場合、借り換えを検討するべきです。

もし質問者様の借入の利子率が15%なら、同じ300万円をもっと低い利子率で貸してくれる相手を探します。

学生時代の先輩でも、友人でも、家族でも誰でも良いです。もし利子率4%で貸してくれる相手が見つかれば、300万円を利子率4%で借りて、その300万円を使って利子率15%の借入を全額返済します。

これだけで、利子率が15%から4%に減り、5年間の利息の負担が128万円から31万円まで減ります(最初の表をご参照)。なんと97万円も負担が減ります

もし質問者様の時給が1,500円なら、646時間分の給与、すなわち4〜5ヶ月分の給料に相当する金額が減額されます。

利子率が高ければ、恥を忍んで人に助けを求め、借り換えをしましょう。これが2つ目のアドバイスです。

無駄な出費のカット

2.目標は「普通の生活をすること」

普通の生活をするには、いくらお金が必要でしょうか?

まずは、金額を算出してみましょう。

家賃、食費、通信費、水道光熱費、交際費などのお金、そして借金の支払いに充てられるお金がいくらなのか、おおよその数字を書いてみて下さい。試算表の作成ですね。

そして、今から1ヶ月間、お金を使う度に記録をつけて、実際に何にいくらお金を使っているのかの記録をつけて下さい。ここ重要です。

無駄を削減する方法はいくらでもありますが、まずは記録して表にする。これだけで、どこを削るべきか、ご自身で見えてくるはずです。

現代経営学の巨匠、ピーター・ドラッカーも、

What gets measured gets managed.

(測定されることは管理される)

Peter Drucker

という言葉を残しています。

自分が何にいくらお金を使っているのかを記録して下さい。その後、無駄だと思う部分を好きなように削って下さい。実際にやってみると分かりますが、ドラッカーが言う通り、記録をつけるだけで無駄な出費が結構減ります。

削って余ったお金は、既に述べたように借金の早期返済にまわしましょう。早期に返済する効果は既に述べた通りです。

自分が何にいくらお金を使っているのかを記録し、無駄を削る。削った部分を借金の早期返済にまわす。これが3つ目のアドバイスです。

元手がない時の選択肢

3.元手がない

4.もし元手があれば、株や賭博で一発逆転しようと考えていた

もし元手があれば、お金を早く返せるのでしょうか?

これは、お金を使ってお金を増やす能力がある人に限った話です。

そして、この能力を持っている人は非常に少ないです。人や会社の為に働いて給料をもらう以外の方法で、自分のビジネスでお金を稼いだ経験が物を言います。

ほとんどの人はこの能力を持っていないので、地道に働いて少しずつ返していくことになります。

大変失礼ですが、歯に衣を着せずに言わせて頂きますと、株や賭博で一発逆転を考えている人は論外で、間違いなくお金を使ってお金を増やす能力を持っていません。

株や賭博は、テキトーにやると、中長期的には必ず負けるように出来ています。株や賭博で本当にずっと勝ち続けることができる人は、世界的にも希少です。もし質問者様がそんな類稀なる能力を持っている人であれば、間違いなく今の状況にはなっていないでしょう。

さて、ここから取れる選択肢が2つあります。

1つ目は、給料をもらう形で、アルバイトなり派遣なり正社員なりの方法で働いてお金を稼ぐ方法です。

2つ目は、1つ目の方法で生活費と借金の返済分のお金を稼ぎつつ、自営業者、あるいは起業家として、ビジネスでお金を稼ぐ方法を学んで稼ぐ方法です。こちらはハードルが高いですが、得られる報酬に上限がなく、将来性が高いです。

もし2つ目を選ぶ場合、ビジネスにかける費用は5万円以内でやって下さい。これなら、どんなに派手に失敗しても、法的な問題を起こさない限りは5万円までしか損をしないからです。「お金があれば成功できる」というのは勘違いなので、稼ぐ能力を身につけるまではビジネス1つにつき予算は5万円以内です。もちろん、追加の借入は禁止です。

地道に働いて返済するか、地道に働きながらビジネスで稼いで返済する。株、賭博はやらない。これが4つ目のアドバイスです。

「コさんだったらどのように返済しますか?」という質問でしたが、私なら2つ目の方法を採ります。ビジネス案ですが、「元手がかからないこと」、そして「自分が得意な分野であること」という条件に絞って、自分の頭で考えます。元手がかからないビジネスならコケても大して痛くないので、うまくいくまで色々試し、何度でも試しましょう。

絶対にやってはいけないのが、「よく知らない分野だけど、なんとなく儲かりそうな元手がかかるビジネス」に手を出すことです。これは非常に高い確率で失敗します。

もし元手がかからないのであれば、試しにやってみても良いと思いますが、例によって5万円以上は使わないようにしましょう。

あなたをそういう胡乱なビジネスに勧誘する人は、「投資をしなければリターンはない」なんて言いそうですが、投資はお金だけじゃなくて、時間と頭でも問題ありません。どうしても大きなお金が必要なビジネスは、今は手を出さずに堅実な道を探し、もっと経験を積んでから挑戦しましょう。

まとめ

5.返済のアイディアが欲しい。

という事なので、以下が私からの助言になります。

1.利子率が高ければ、多少無理してでも早期に返済する。

2.利子率が高ければ、恥を忍んで人に助けを求め、借り換えをする

3.自分が何にいくらお金を使っているのかを記録し、無駄を削る。削った部分を借金の早期返済にまわす。

4.地道に働いて返済するか、地道に働きながらビジネスで稼いで返済する。株、賭博はやらない。

 

1つでも参考になる事があれば幸いです。

人気記事

最新情報をチェックしよう!