英検1級、TOEIC 980点の私が1ヶ月で1500個以上の単語を覚えた記憶法

英語や他の言語を覚える時に使える、1日100個、10日で500個、20日で1000個、1ヶ月で1500個の英単語を簡単に覚える方法について紹介します!

英検1級を持っていた私は、この方法で大量の英単語を記憶することで英検1級よりもさらに難しい「国連英検特A級」の試験にわずか1ヶ月の勉強で合格できました。

しかも、1日の勉強時間は2時間程度です。

私が独自に考えた勉強法でしたが、後にオークランド大学のバーバラ・オークリー教授の研究で科学的な効果が裏付けられている合理的な勉強方法だった事が分かりました。

概要

結論から先にいうと:

ステップ1:自分に合ったレベルの英単語本を用意する

ステップ2:1回や2回で覚える必要はないので、スピード重視でテンポよく学習する

ステップ3:自分が覚えたい英単語が100語なら130語覚えようとする

ステップ4:間違えまくりながら復習を繰り返す。スピード重視で何度も何度も繰り返し復習

という流れになります。順に説明しますが、その前に心理的背景を簡単に解説します。

記憶を定着させるために効果的な方法

人間の脳が何かを記憶するには、以下の2点が非常に重要です。

・知っている知識と関連付ける

・繰り返し学習して思い出す

知っている知識と「関連付ける」

コーヒーを上から見た所

新しく学ぶことを自分の持っている知識と関連付けられると覚えやすいし、忘れにくいです。

例えば、フランス語で牛乳のことを「」と言います。これを覚えるにあたり、例として関連付けを行なってみましょう。

皆さんは日本語で「カフェ・オ・レ」という言葉を聞いたことがあると思います。フランス語で「カフェ」はコーヒーの意味、「オ」は英語の”of”にあたる「〜の」、「レ」は牛乳という意味です。このように、既に知っている日本語の「カフェ・オ・レ」と関連付けることによって、フランス語の「牛乳」をすんなり覚えられるし、忘れにくくなるのです。

別の例だと、「森」という漢字は外国人や幼子から見ると複雑な文字です。しかし、「木」という漢字を知っている人から見ればかなり簡単になります。これも知っている知識と関連付けがなされるからです。

このように、新しいことを既に持っている知識と関連付けると非常に覚えやすく、更に忘れにくくなります。

繰り返し学習して「思い出す」

思いついた!のイメージ画像

自分の名前や「日本」などの繰り返してよく使う言葉は忘れません。しかし、滅多に使わない漢字はせっかく覚えても忘れてしまいますよね。

スポーツや楽器の技術は、やっている間は上達するし、しばらくやらないとどんどん衰えます。英単語も同じです。

つまり、覚えたことを繰り返し思い出すことが記憶において非常に重要であることが分かります。テキストを読むだけよりも、問題を解く方が勉強がはかどるのもこれが理由です。

さて、この情報をどう勉強に活かせば良いのでしょうか?次に最初にご紹介した手順の説明に入ります。

具体的な勉強方法

ステップ1:自分に合ったレベルの英単語本を用意する

TOEIC学習本

英単語を覚えるに、まずは英単語が1000語以上載っている英単語の本を手に入れましょう。1000〜2000語ぐらいの本が良いと思います。

ここで重要なのは、今の自分に合ったレベルの本を選ぶことです。

自分に合ったレベルとは、掲載されている英単語の割合がよく知らない英単語10〜40%残りの60〜90%の英単語はすでに知っているか、勉強したことはあるけど意味が少し曖昧な英単語というバランスが良いです。

これは、過去に覚えた英単語は知っている知識との関連付けが起こるため、記憶の定着が非常に早いからです。「森」という漢字を覚える前に、まずは「木」を覚えましょう。

ステップ2:1回や2回で覚える必要はないので、スピード重視でテンポよく学習する

自転車レースのイメージ

英語に限った話ではありませんが、覚えることがやたらと沢山あってなかなか覚えられない勉強は退屈で、嫌な気分になる上になかなか頭に入らないと思いませんか?私は嫌になります。

英単語の学習は1回で覚える必要はないし、時間を掛ける必要もありません

覚えやすい単語や馴染みのある単語ならともかく、全ての英単語を1回で覚えるのは無理です繰り返し&反復をして何度も思い出すことが必要です

何度も繰り返していれば、実は時間をかけなくても覚えられます。そこで、

1 英単語本に載っている最初の10個の英単語を1単語10秒以内、100秒で10単語学習しましょう。早すぎてちゃんと覚えられないでしょうが、後で何十回も戻ってくるのでそれで大丈夫です。

2 10単語の学習が終わったら最初に戻り、答えを隠してテストをしましょう。1問3秒以内でテンポ良くテストします。1問ごとに答えをすばやくチェックしましょう。

3 1問3秒でやれば、30秒で10問のテストが終わります。答え合わせの時間を入れても1分以内に終わります。ステップ1でお伝えしたレベルの英単語帳であれば、知っている単語を中心におそらく5問ぐらいしか正解できないと思います。しかし、気にせず先に進みます。

4 今度は次の11〜20個目の単語を、先程と同じく1単語につき10秒でテンポ良く学習します。

5 11〜20個目の英単語の学習が終わったら、今度は最初に戻って1個目から20個目までの英単語のテストをしましょう。もちろん、1問3秒以内です。テストは1分で終わります。1問ごとに答え合わせをする時間を含めても1〜2分で終わります

6 最初の10個の単語に関しては2周目なので、1回目のテストよりも少しやりやすいと思います。

7 今度は次の21〜30個目の英単語を覚えます。終わったら1〜30個目の英単語のテストをします。

こんな感じで、1回で覚えようとするのでははなくテンポよく高速で何度も何度もテストします。何度も繰り返して「思い出すこと」によって、記憶が脳に刻まれるのです

最初の方の単語はあっという間に2周、3周と繰り返され、やがて10周、20周と繰り返されます。何十周も思い出すことによって、非常に短い時間で100個以上の英単語を覚えられます。100個目を学習する頃には70個以上は英単語を覚えていると思います。

反対に、時間をかけて1つずつ覚えようとしても、情報をインプットするだけだと脳はその情報が重要だと認識できず、なかなか覚えることができません。脳が重要だと判断するには、「思い出すこと」を繰り返して必要な記憶なのだと脳に認識させる必要があるのです

ステップ3:自分が覚えたい英単語が100個なら130個覚えようとする

辞書の中の1ページ

この学習方法を実践すると分かりますが、覚えやすい単語と覚えにくい単語が出てきます。知っている知識と関連付けをしやすい単語と、そうでないあまり馴染みのない単語があるからです。

そこで、英単語を100個を覚えたい人は130個勉強します。すると、80%しか覚えていなくても104個が残ります。

どうしても覚えにくい単語を確実に覚えたい場合は、電話番号の語呂合わせのような感じで既に知っていることと関連付けをして覚えましょう。ただし、全ての英単語でそれをやると時間がものすごくかかってしまって効率が非常に悪いので、この方法を適用するのはどうしてもすぐに覚えたい単語だけにして下さい。やはり、高速テストの繰り返しが最も効率良く単語を記憶できます。

ステップ4:間違えまくりながら復習を繰り返す。スピード重視で何度も何度も繰り返し復習

スワップのアイコン

あとはひたすら反復です。勉強時間ではなく繰り返して思い出した回数が重要ですから、テストは1問あたりをなるべく早くやりましょう。

少しでも暇さえあればテストしましょう。電車の待ち時間や移動時間、レストランで料理を注文してから出てくるまでの時間、トイレで座っている時間、寝る前など、とにかく隙があれば繰り返しましょう。

ポイントは時間をかけないでテンポ良く進む事です。わからなければさっさと答えを見て次に進みましょう。1問3秒以内でパパっとやりましょう。100個テストしても300秒、すなわち5分で終わります。覚える単語が300個以上になる頃には、230個ぐらいは1〜2秒で即答できるようになっていると思います。

覚える英単語の数が200個、300個と増えてきたら、まだ即答できない記憶中の単語に鉛筆で印を付けて、印の付いた英単語だけをテストするのもいいです。特に繰り返し学習が必要な単語を重点的に覚えることができます。印のついていない単語はスキップして構いませんが、印のついていない単語も1日に1回はテストしましょう。「もう覚えた」と思って全くテストをしなくなると、今は覚えていても意外と早く忘れます。

終わりに

いかがでしたか? 冒頭で、「1日100個、10日で500個、20日で1,000個、1ヶ月で1500個の英単語を覚える」を見た時はさぞ大変な勉強だと思ったと思いますが、今はどうでしょうか?

スキマ時間をフル活用して毎日2時間以上やれば、1ヶ月で3000個の英単語を覚えることも可能です。

英単語は脳の記憶システムに合った学習方法で効果的に覚え、英語の苦手意識とおさらばしましょう!

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