TOEIC 980点保持者が語る心理的に正しい語彙の増やし方!

こんにちは!海外歴14年、TOEIC 980点、英語でのビジネス交渉や同時通訳も経験してきたコウです!

本日は、人間心理を踏まえた上で効果的な語彙(ごい)の増やし方、すなわち英単語の覚え方について解説します。まずは、人の脳の仕組みから多くの人がなかなか英単語を覚えられない理由、せっかく語彙を増やしても忘れてしまう理由を明らかにします。

次に、英語を学ぶ目的に応じた効果的な学習方法をお伝えします。

なぜ語彙を増やすのが超重要なのか?

ひらめきのイメージ図

英単語を覚えるべき理由は、語彙力があれば全ての英語の能力が飛躍的に向上し、学習もスムーズに進むからです。

例えば、文法がむちゃくちゃでも、「私 仕事した を コンピューター 12 時間 今日」のように単語だけでも理解できれば、「今日はコンピューターに関する仕事を12時間した」か、「今日はコンピューターで12時間仕事をした」のどちらかだろうと推測できます。単語さえ分かれば、ほとんどの話の内容は分かるのです

リスニングにおいても、知らない単語は聞き取れないか、聞き取れたとしても意味が分かりません

 

辞書の1ページのアップ

ライティングやスピーキングに関しても語彙力は非常に重要です。

例えば、肺炎を英語で「pneumonia」と言います。この単語を知らないと、「肺炎」と書こうとする時、あるいは会話で「肺炎」と言おうとする時に、「あー、肺炎って英語で何て言うんだろう…」となってしまいます。ある程度語彙力がある人ならば、「肺炎」を知らなくても、「lungのinflammationです」、すなわち「 (肺)の(炎症)です」と説明できます。しかし、この場合も「肺」と「炎症」を知っている必要があり、やはり語彙力が重要であることがよく分かります

このように、語彙力はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングと4つの基礎能力の全てに深く関わってきます。とても重要です!

どの語彙から覚えればいいか?

辞書の1ページのアップ

語彙力が非常に重要だと分かったところで、次にどの語彙から覚えていけばいいのかを解説します。

これは目的によって少し変わります。なぜなら、これは単に効率の問題ではなく、人の脳は使わない記憶を忘れていくように出来ているからです。逆に言えば、よく使う英単語以外は覚えたままするのが困難なのです

私は国連英検特A級の試験に受かるために、1ヶ月で約1500語の英単語を覚えたことがあります。しかし、今となってはその90%は忘れてしまいました。私の記憶力が悪いからではなく、単に使わないからです。

せっかく英単語を覚えても使わなければ忘れます。これは記憶力の問題ではなく、人間の性質です。したがって、覚えた英単語は使い続ける必要があります。

あなたがすぐに身につけたいのは何のための英語?

さて、あなたが目指している英語力は、(1)外国人と実際に話したりメールしたりするのに必要な実践的な英語力でしょうか?

それとも、(2)TOEICやTOEFLなどの英語の試験で高得点を取るための英語力でしょうか?

(1)実践的な英語力の場合

会話する2人のイメージ

自分がリアルで遭遇する語彙から覚える

実践的な英語の場合、「自分の視界に見えるもの」を全て英語で言えるかどうかを移動する度に頭の中でテストしてみましょう。そして、分からなかった言葉はすぐに調べ、その語彙から覚えていきましょう。

また、「自分の行動」を全て英語で言えるかどうかもテストしてみましょう。同様に、分からなかった語彙はすぐに調べて覚えます。

そして、人と会話する度に「自分の発言」「相手の発言」で出てきた英単語を全て英語で言えるかどうかをテストしてみましょう。分からなかった語彙からは辞書で調べて覚えていけばオーケーです。

自分の視界、行動、発言は、現実で遭遇した自分が最も使う頻度が高い英単語です。なかなか覚えられなくて、同じ単語を何度も調べることになっても全く問題ありません。人間の行く場所、行動、発言は実はほとんど変わらないので、何度でも覚える機会が訪れます。10回でも20回でも忘れても構わないので、何度でも繰り返して覚えましょう。やれば分かりますが、よく遭遇する語彙からちゃんと記憶が定着していきます

発音もセットで覚える

こちらに向かって話しかけてくる人

また、英単語を覚える際は必ず発音もセットで覚えましょう。グーグル検索で、”[覚えたい英単語] pronunciation”で動画検索すれば、正しい発音をしてくれる16秒ぐらいのYouTube動画が出てきます。ネットで最も有名なオンライン英和和英辞典、weblioの「クイック再生」でももちろん構いません。

自分の視界に映るもの、自分の行動、そして自分の発言。この3点から覚えていけば、すぐに忘れてしまう全然使わない英単語を排除しつつ、あなた自身がよく関わる英単語から覚えることができます。毎日ちゃんとやれば、あっという間に語彙が記憶に定着します。2週間やるだけでも語彙力が恐ろしいほど上がります。

最初だけが大変で、段々と楽になる

理想の成長と現実の成長のギャップのイメージ図

このトレーニングは最初が少し大変ですが、非常に効果があります。最初が大変&非常に効果がある理由は、日本の英語教育にあります。学校の英語教育では英語を日本語にする訓練(英→和)が多く、日本語を英語にする訓練(和→英)はさほどやりません。しかし英語を話す際は、頭の中にある日本語を英語に(和→英)しますよね?和→英の訓練不足こそが、多くの日本人が英語を話せない理由です

和→英の訓練をしましょう。やればやるほど上達します。自分の語彙力が上がっていく成長を楽しめるようになれば、語彙力もスピーキング能力もあっという間に上がります!

(2)英語の試験対策の場合

4択問題試験の答案用紙

英語を学ぶ目的がTOEICやTOEFLのような英語の試験で高得点を取るためなら、その試験に特化した市販の英単語集を使うのがオススメです。試験で頻出する単語が網羅されており、非常に効率良く学べるからです。

英語の試験を受ける予定がある人は、試験に関係ない勉強は後回しでいいです。理由は、覚えても使う予定がない事はどうせ忘れるからです。例えば、TOEICの試験はリスニングとリーディングのみで、ライティングとスピーキングは不要です。だから、綴りはなんとなく覚えていればいいし、英語を話す練習も試験が終わるまでやらなくていいです。

「(1)実践的な英語の場合」で紹介した、「自分がリアルで関わる語彙から覚える」のも試験が終わるまで後回しでいいです。それをやる意欲と時間は、試験のための勉強にあてましょう。

試験向けの英単語の覚え方は、以前書いたこちらの記事がオススメです

なお、リスニング能力を上げるにはアルク社の1000時間ヒアリングマラソンを使うのが非常にオススメです。賞も受賞している大変優れた英語教材で、お金をかけて週1回英会話レッスンに行くよりも優れたリスニングトレーニングが可能です。詳しくは下記をご参照下さい。

まとめ

本記事では、最初に語彙の重要性について説明し、次に英語をやる理由が実践向けなのか試験向けなのかでどこ語彙を優先的に覚えるべきなのかについて触れました。最後に、具体的な勉強方法についてご紹介しました。

1つでも参考になったことがあれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました!

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