自己啓発の本やセミナーで思うように変われない理由は?習慣化が鍵!

本や人から新しい知識を学ぶのはとても楽しいですよね。
特に悩んでいる事に関してあっと驚くような物の見方を知ると世界の見え方が大きく変わり、とてもスッキリします。

一方で、そういう価値があると思える知識に触れた筈なのに、1週間後、1ヶ月後に振り返って見ると、何も変わっていなかったなんて事はありませんか?

「一時的にやる気になって目標を掲げても、なぜ後でやる気がなくなって失敗してしまうのか?どうすれば克服できるのか?」という問題について、その原因と対策について説明します。

これはビジネス上の目標や夢に見ている高い目標はもちろん、「体重を減らしたい」のような身近な目標にも当てはまります。

失敗の原因:意思の力は「弱い」

卑近な例だと、以下のような経験はありませんか?

  • ダイエットを決意したのに、気づいたらお菓子やお酒を我慢できなかった。
  • 禁煙を決意したのに、タバコを吸っていた。
  • ソシャゲの課金をやめる決意をしたのに、気づいたらまた課金していた
  • 早起きを決意したのに続かなかった。
  • 筋トレをしようと意気込んだのに、三日坊主になっていた。

変われない理由は単純です。
人間の「意思」は弱いのです。

意思の力だけでは自分を思うようにコントロールする事ができません。
思うだけでは変われないので、「思考」も弱いと言えます。

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの研究では、「人間は20分で42%の記憶を忘れる」と結論付けました。

目標を掲げても、少し別の事に夢中になり、再度思い出されなければそのまま消失してしまうし、熱意も消えていってしまいます。

成功の鍵:行動の力は「強い」

意思の力、思考の力とは反対に、「行動」の力は強いです。

特に「習慣化された行動」は強いです。

どれぐらい強いかというと、人の行動のなんと95%は習慣によるものだそうです。

習慣は意思の力をほとんど必要としません。
過去に起こした行動の反復が脳に潜在意識として刻み込まれ、それを意思の力をほとんど必要とせずに繰り返すものなので、ほとんど「無意識的に」行動を起こします。

換言すると、意識の力は弱く、潜在意識の力は強いと言えます。

だから、いくら頭で「◯◯をしよう」(例:減量しよう!)と目標を掲げて意気込んでも、潜在意識が「習慣化された行動」(例:甘くて美味しいものを食べたい!食べよう!)に流され、行動を変えるのに失敗してしまうのです。

強い力を持つ方法

ではどうすれば良いのか?

既にお話した通り「意思の力」は弱いです。
しかし、意思の力は「無意識の力(=潜在意識)」を鍛える事ができます

あなたが掲げた目標を達成するには「意思の力」だけでは力不足で、行動の95%をつかさどる「無意識の力」が必要です。

ここで鍵になるのが行動です。

自制心を持って、何とかして行動を起こしましょう。

そして重要なのが、同じ行動を何度も続けて「習慣化」することです。

なぜなら、習慣化された行動を行なう時、その行動に慣れていれば慣れているほど「意思の力」を使いません。
楽にできてしまう。

最初は辛いことでも、慣れれば慣れるほど歯磨きやシャンプーをするようにできるようになります。

だから、高い目標を達成する最善の方法は、「これを続ければ目標を達成できる」という行動を、最初は自制心と意思の力で歯を食いしばって何度も行ない、習慣化させて労せずとも続けられるようにすることです。

「習慣化された状態」とは、行動するよりもしない方が気持ち悪く感じるような状態です。

イギリスの大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのフィリッパ・ラリーが行なった研究によると、習慣化するためには行動を「66日間」継続する必要があるとの事。

しかし、66日という数字はあくまでも目安として捉えるべきで、1日に行なう回数の多寡、行動する時間の長さ、その目標に対するあなたの執着力、関連する過去の経験などにも依存するはずです。

故、習慣化する内容と、あなたのこれまでの習慣と経験次第で66日よりも早く、或いはもっと遅く習慣化されるでしょう。

習慣化のコツ

最後に、習慣化のコツを紹介します。

ポイント1:条件を決める

「アラームが鳴ったら起きる」
「湯船に入ったら瞑想する」
「寝る前に英単語帳を全て見直す」
「会社に着いたら最初に◯◯する」
のように、ある特定の条件を満たしたら◯◯する、という条件を設定するのは有効です。

ポイント2:場所、時間

同じ場所、同じ時間に行動する事も習慣化を促します。

昼食の時間、お風呂に入る時間は大体決まっていませんか?

同じように、あなたが達成したい目標に取り組むための場所と時間も決めてみましょう。

ポイント3:悪い習慣の条件を潰す

これはポイント1の反対で、悪い習慣の条件となってしまっている環境をなくす事で悪い習慣を断ち切ります。

例:
甘い物を見る→甘い物を食べたくなる→甘い物を食べる

という事であれば、家の中に甘い物を置かないようにする、スーパーやコンビ二ではお菓子コーナーに近づかないようにする、等の工夫をします。

勉強に集中したいのについついスマホをいじってしまう人は、スマホを勉強する部屋の外に置くか家族に預かってもらい、勉強が終わるまでスマホに触れないようにする、といった対策をします( ・∇・)/

ポイント4:まとめて沢山の事を習慣化しようとしない

意識の高い人にありがちですが、欲張って一度に沢山の事を習慣化しようとしても、1つも習慣化できずに挫折してしまっては意味がありません。

上述した通り、行動が習慣化されるまでには弱い「意思の力」で自らを自制する必要があり、これは脳科学的に前頭葉のエネルギーを消耗します

脳の体力を使いすぎてしまうと、嫌になったり、ストレスを感じたりして、結果として部屋の掃除ができなくなったり、やけ食いしてしまったりと意図せぬ所でリバウンドが生じます。

私のブログを読んでくれる方は、意識が高い真面目な方、頑張り屋の方が多いと思います。
そのような方は色々な良い習慣を身につけたいときっと思っていますが、新しい習慣化は2〜3ヶ月に1つぐらいに留めておきましょう。

まとめ

どんなに良い本を読んでも、どんなに感動的な話を聞いても、意思の力は弱いのでどうせすぐに忘れてしまいます。
行動に移さなければ変われません。

そして行動だけでも不十分で、行動を続けて習慣化する事が肝要です。
習慣化されるまでは行動するのがなかなか大変なので、紹介した習慣化の4つのコツを参考にしてみて下さい。

少しでもあなたの目標達成の一助になれば幸いです。

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