結婚するのと結婚しないの、どちらが幸せになれるのか?

読者様から、

現代人にとって、結婚した方が未婚に比べて幸せなのか否かについての記事をお願いします!

との要望を受けたので、結婚やパートナーを持つ事が幸福度にどう関連するのかついて書きます。 

幸福度は「既婚者 > その他」だが…

イギリスで行なわれた30,000人を対象にした家計調査の結果では、「結婚している家計の方が独身、未婚、離婚、未亡人の家計よりも幸福度が高い」という結果が出ています。

この統計以外にも、世界中の多くの研究で、「既婚者はそうでない人よりも幸福度が高い」という結果が出ているようです。

では、結婚すれば結婚しないよりも幸せになれるのでしょうか?

そうではないですよね。

結婚して幸福になる夫婦もいれば離婚に至る夫婦もいます

離婚はたまたま起きた不幸な事故ではなく、非常に高い確率で行なわれます

厚生労働省の婚姻数と離婚数に関するデータによると、日本人の離婚率は約35%あります。
3組に1組が別れるわけです。

更に、米国疾病管理予防センターのデータでは、結婚したカップルの48%が別れるというデータが出ています。

結婚さえすれば何か特別な力が加わってずっと幸せに生きられる訳ではないのは明白です。

結婚の「魔法」を解いてしまうと、結婚とは「幸せになれる特別な魔法()」ではなく、戸籍法の「婚姻意思の合致」であり、「結婚届」という書類一枚を記入して区役所に行けば完結する「行政手続き」です。

単純に考えれば分かる事ですが、同棲において本当に重要なのは、パートナーとの仲が円満である事です。
幸せを決定付けるのは結婚しているか否かではありません。

それを裏付ける統計として、先ほどのイギリスの家計調査で、同棲しているカップルの幸福度は、結婚している夫婦の幸福度と同じぐらい高いことが分かっています。

では何が幸福度を「既婚者 > その他」にするのか?

統計的に、結婚している人が離婚した人や未婚の人よりも幸福度が高くなるのは当たり前です。

だって、うまくいかなったカップルが離婚するのですから、残ったカップルに幸福な人達が幾分多くなるのは当たり前です。

ただ、それだけだと肝心の幸福になる要因についての説明が無いので、別の切り口から幸福になる方法を考察します。

利他的になれる機会が多い

自分のためにお金を使うよりも、「自分の意思で」人のためにお金を使った方が遥かに幸福度が高くなるという研究結果があります。

「自分の意思で」を強調したのは、対象者から頼まれてお金を出した場合は有意な幸福度の増加が起こらないからです。

自分の意思で人のためにお金を使う典型的な例といえば、「プレゼント」「寄付」です。

結婚している人はパートナーや子供がいるので、統計上恋人がいない人達が内包されている結婚していないグループよりもプレゼントをする機会が多くなり、幸福度が高くなりやすいのではないでしょうか。

また、結婚とは関係ありませんが、寄付をすることは幸福度を高くするという研究結果があります。

レジャーにお金を使う

お金を、「物」よりも「レジャー」、つまり旅行などの思い出に使った方が幸福度が高くなる傾向があります

持っているスマホやパソコンを見れば分かりますが、物は、買った時は嬉しいのですが、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と時間が経つにつれてワクワク感が薄れてしまいます

一方で、思い出は記憶の中に残って色褪せません
物と違って、時間と共にその価値がそう簡単には衰えないのです。
むしろ美化するケースもありそうですね笑

結婚してパートナーや子供がいる人は、そうでない人よりもレジャーにお金を使う機会が増えるのではないでしょうか?

レジャーの機会が増える事が既婚者の幸福度を高くしているのかもしれません。

笑顔が増える

人は誰かと一緒にいる時、一人でいる時と比べてなんと30倍も笑うそうです。

笑顔が増えればストレスが減ります。

ストレスが減れば免疫力が上がる事で病気に強くなり、高血圧や糖尿病のリスクも減ります。

また、既婚者はそうでない人よりも心臓病のリスクが減る、手術の成功率が上がるというデータもあります。

科学的にも統計的にも、一緒に笑える人と暮らす事は健康効果をもたらします。

結論:結婚にこだわらず、一緒にいて幸せだと感じる人と付き合い、一緒に暮らすべき

結婚は魔法ではなく行政手続きなので、結婚するだけでは幸福になれません。

しかし、

  • プレゼントを渡したいほど大切な人を持つこと、
  • 一緒に旅行や新しい場所に遊びに行きたいパートナーや友人を持つこと、
  • 一緒にいて笑顔になれる人と暮らすこと、

は幸福度を上げるでしょう。

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