瞑想は脳の筋トレ 正しくやれば科学的に脳を鍛えられる

宗教っぽいイメージのせいで胡散臭いと思われがちな瞑想ですが、正しく瞑想をすることで科学的に脳を鍛えられることが分かりました!

本記事では、瞑想について説明し、瞑想をする脳にとってのメリットと、脳トレとしての瞑想のやり方について説明します。

瞑想のイメージ

瞑想っていうと、人によっては宗教チックな、誤解を恐れずに言えばクソ胡散臭いイメージがあると思います。

座禅?

科学的ってマジ? スピリチュアルじゃね?

お坊さん? 仏教なのかヒンドゥー教なのか、発端というか起源がよく分からない

なんてイメージがあるかもしれません。私のイメージはそんな感じでした。

瞑想のこのようなスピリチュアル的で、いわゆる「怪しい部分」を除外し、科学的に見てみると、なんと瞑想には脳を鍛える効果があることが分かりました。

瞑想で鍛えられる脳

原理を説明するので、少し難しい脳の話をします。

人の集中力や意志力のコントロールを司るのが脳の前頭葉という部位で、その前頭葉の全皮質を形成しているのが灰白質という物で、瞑想はこの灰白質を改善することができるそうです。

言い換えると、瞑想をやると集中力、思考力、注意力、ストレス管理能力、自己コントロール、認識力等、脳の基礎能力そのものを鍛えることができます。

更に、脳細胞と脳細胞を繋ぐ脳の神経細胞は脳内のネットワークを形成していますが、瞑想はそのネットワークを活性化させる効果があるという研究結果まであります。
簡単にいうと、遅いインターネット回線が光ファイバー導入で早くなるようなものですね。

脳のネットワークを鍛えられるってことは、脳内にある異なる情報を結びつける能力が上がるので、頭の回転が速くなる、発想力が上がる、創造力が鍛えられる、アイディアを思いつく、頭が良くなるといった素晴らしいメリットを教授できます。

こういった効果が学術的研究で裏付けられているというのですから、瞑想はとてもオススメです。

念の為に言っておきますが、本記事の目的は脳トレとしての瞑想の推奨であり、宗教勧誘ではないので、何か特定の考え方を信じる必要は一切ありません。

以下でやり方を説明するので、脳の筋トレ(脳トレ)のつもりで、試してみて下さい。

瞑想のやり方

背筋を伸ばして、良い姿勢でイスに座るか、床に座ります。
床ならあぐらをかいてOK。もし座布団があれば使用しましょう。
両手は両膝の上に置きます。
手の平の向きは特に決まっていません。ちなみに私は上に向けています。

単に力を抜いて楽な姿勢になるのではなく、背筋を伸ばして胸を張り、瞑想中は良い姿勢である事を意識しましょう。

目をつぶり、鼻からゆっくり息を吸います(口で呼吸するよりも、鼻で呼吸した方が集中効果もリラックス効果も高いです)。
呼吸は緩やかなのが理想なので、なるべくゆっくり、鼻から息を吸います。
吸うのが難しくなってきたら、今度は鼻からゆっくりと息を吐く。
なるべくゆっくりと。
吐くのが少し難しくなってきたら、またゆっくりと鼻から息を吸い始める。

無理のない範囲で1回の呼吸に時間をかけましょう。最初は10秒で一呼吸ぐらい、理想は1分で1〜2回しか呼吸しないぐらいゆっくりと呼吸をコントロールできる事です。

さて、肝心なポイントですが、この呼吸中は呼吸の事だけに集中し、他のことを一切考えないようにすることが重要です。
息を吸って吐くことだけを考える。
頭の中では、「呼吸に集中」、「1、2、3…」のような呼吸のことだけを考え、他のことを一切考えないようにします。

実際にやってみると分かりますが、途中で脳が呼吸以外のことを考えようとし始めます。
やるべきことを思い出したり、やった方が良いことが思い浮かんだり、趣味のことを思い出したり、注意が逸れていくのを感じることができます。
脳が呼吸以外の事を考えようと脱線したがるのがよく分かります。

ここで覚えておいて欲しいのが、この注意が逸れた状態から呼吸に集中を戻す瞬間こそ、脳が鍛えられる時である点です。

なので、意識が呼吸から逸れてしまっても、「私、集中力ないなぁ( ´・ω・`)」と落胆する必要も自分を責める必要もありません。誰がやってもなります。速やかに意識を呼吸に戻しましょう。

逸れてしまった意識を呼吸に戻す瞬間こそが脳が鍛えられている瞬間なので、むしろ注意が逸れやすい人ほど瞑想をやる意味があります。

私は1日2回の瞑想(朝と夜)半年ほど続けていますが、いまだに意識が逸れまくりです。

やり方は以上です。

最初は3分がオススメ

最初から瞑想を長くやるのは意外と難しいので、まずは1回3分から始めましょう。1日2回(朝と夜。1日1回でもOK)を1〜2ヶ月やって、慣れてきたら無理せず15秒ずつ増やしていきましょう。
瞑想中は時間の感覚が分からなくなるし、意識を時計やカウントに向けるべきでないので、キッチンタイマーやアラームを設定するのがオススメです。
ちなみに、iPhoneの標準装備アプリの「時計」にはタイマーが入っているし、検索すれば瞑想アプリも沢山出てきます。
私は、

Meditation Timer & Log

という無料アプリを使って合計瞑想時間を記録していますが、タイマーであれば何でも良いと思います。

毎日瞑想をするたびに、自分の注意がどうやって逸れていくのか、思考がどうやって脱線するのか、なぜ集中できないことがあるのか、その流れが手に取るように分かるのがとても面白いです。

そして、そうやって思考が脱線しようとする中で特定のこと、つまり呼吸に集中しようとすることは、まさに脳をコントロールしようとしている、脳を鍛えていることなのだと実感できます。

朝と夜に3分を1ヶ月で脳に変化

ある研究によると、累計で3時間やると、科学的に有意なレベルで集中力と自制心が向上し、実際に脳の灰白質の質が向上するそうです。

このためには、長い瞑想をたまに行なうよりも、短い瞑想を毎日行なう事が効果的です。1日3分を朝と夜やれば、1ヶ月で3時間になります。

瞑想は脳の筋トレだけど、筋肉の筋トレと一緒で、慣れるまでは無理にやろうとすると続かなくなってしまうから、まずは1日3分から始めるのがやはりオススメです。

まずは習慣化することがとにかく重要だから、短い時間(3分)で良いからアラームをつけて決めた時間、あるいは決めたタイミング(例:ベッドから出てシャワーを浴びる前)で毎日やってみて下さい。

私は毎朝起きて最初にやる5つの習慣があり、その中に瞑想が入っています。
また、夜はジップロックバッグにキッチンタイマーを入れて防水にして、お風呂で瞑想をしています。

瞑想は自分の思考回路がどうなっているのかを体感できるのがとても面白いし、脳を鍛える事ほど素晴らしい自己投資もありません。

1、2回やるだけでも瞑想をする意味・意図を理解できると思うので、是非お試し下さい。
そして、脱線しようとする意識をコントロールして、集中力を始めとする脳の機能全般を鍛えましょう!
私も頑張っているので一緒に頑張りましょう!

人気記事

最新情報をチェックしよう!