強みを活かしたい!自分の才能、能力の見つけ方!(続き)

本記事は下記記事の続きです!

この先は、前回の記事を読んだ前提で話を進めます。

ステップ2:環境を選ぶ

アメリカのハーバード・ケネディ校のゴータム・ムクンダ教授は、ステップ1で自分のタイプと強みを知ったら、次は自分に合った環境を選ぶように言っています。

これは優等生タイプでもアーティストタイプでも同様です。

優等生タイプの場合

優等生タイプの人は学校成績が優秀で何でも卒なくこなすタイプですが、社会に出ると自由度が高すぎて目標を見失ったり何をすれば良いのかが分からなくなったりして、能力を発揮できなくなってしまう危険性があります。

私は優等生タイプだったので、大学の勉強は楽勝。
成績は良く、試験直前で焦っている学生にノートを売っていました。
しかし、就職活動の段階から答えが分からなくなって戸惑いました。

私は新卒で三菱UFJ銀行に入社しましたが、10.5ヶ月で退職しました。
起業を決意してやめたのですが、かっこいい事ばかりではありません。
仕事にやりがいを感じておらず、大学の良い成績と同じような仕事の成績を残せていたとは言い難いでしょう。
また、当時は私のコミュニケーション能力が低かった事もあって、周りの人から見たやめる直前の私に対する評価は推測ですがおそらく悪かったでしょう。
今振り返ってみると、環境が合っていませんでした

アーティストタイプの場合

アーティストタイプの人は、2つの点で注意する必要があります。
1つは、自分が独特の価値観を持っている事を自覚し、周りの人と同じようにしなければいけないと思わないこと。
他人のやり方に合わせる事が苦手なあなたはそのアプローチではうまくいきません。
あなたが作る友達の数や社会的立ち位置の約50%は遺伝子で決まるなんていう研究もあるので、人と違う事を気にする必要はありません。
周りの人の真似をするのではなく、自分自身が信じる道に向かって歩むべきです。

2つ目は、何かうまくいっている事があれば、その環境を大切にすることです。
うまくいっているあなたの周りにいる人達は独特な価値観を持つあなたの事をちゃんと気にかけています。
もしかしたら直接的ではないかもしれませんが、あなたがうまくいく為の環境の一部になっています。

例えば、あなたに合わせてご飯を作ってくれる家族、あなたの趣味に付き合ってくれる友人だって成功環境の一部です。

あなたを支えている環境の力を忘れて自分だけの力でうまくいっていると慢心し、今の環境から新しい環境に変えてしまうと、非常に高い確率で失敗します。
例えば、他社から勧誘されて転職を検討している人なんかは注意しましょう。

人は最も長い時間を共に過ごす5人の平均」?

環境を選ぶにあたって、アメリカの著名な起業家・著者・講演家であるジム・ローンの有名な言葉、「人は最も長い時間を共に過ごす5人の平均になる」を思い出しました。
聞いたことありませんか?

人は周辺環境に大きく影響される生き物です。
学校の教室の壁の色を変えるだけで学校の成績に影響が出る程度には。
なので、自分の性格や価値観、収入、習慣などが一番よく付き合う5人に影響されるというのは本当っぽく感じます。

ですが、「なんかそれっぽく聞こえるけど本当かよ(´・∀・`)」とも思ったので、少し調べてみました。
すると、面白い研究がありました。

アメリカのイェール大学のニコラス・クリスタキス教授とカリフォルニア大学のジェームズ・フォウラー教授がなんと32年もかけて行なった交友関係が及ぼす影響についての研究によると、人がよく付き合う人から受ける影響は、最もよく付き合う5人を遥かに越えるものでした。

研究では2,200人の被験者を32年も追跡調査して肥満について調べましたが、あなたの友達が肥満だと、あなたも肥満になる確率がなんと45%も上がります。
そして、あなたの友達の友達が肥満だと、あなたが肥満になる確率が25%も上がります。
更に面白いのが、あなたの友達の友達の友達(おそらく全然知らない人)が肥満だと、あなたが肥満になる確率が10%上がります。
あなたの友達の友達の友達の友達まで離れてようやくその人の体型とあなたの体型に関連性が見られなくなります。

更に、喫煙と幸福についても、肥満の時と同じように友達の友達の友達まで影響を及ぼす事が分かりました。

あなたは「最も長い時間を共に過ごす5人の平均」どころか、あなたが全然知らない友達の友達の友達を含む「周囲全ての人間の平均」に近くなるといえるでしょう。

好きこそ物の上手なれ – プロセスが重要

まとめると、自分の才能や能力を活かすためには、まず自分のタイプを知り、自分を振り返って才能のある分野を見つけて、良い環境を選ぶ

以上で説明は終わりですが、もし強みや才能、能力のある事がなかなか見つからなくても嘆かないで下さい。
自己分析を続けて自分と向き合えば少しずつ見えてくると思いますが、それとは別に、毎日を楽しく過ごす事が非常に重要です

目標を立てて達成する事は素晴らしい事です。
しかし、時間軸で見ると、結果を味わえるのは最後の最後。
全体の中で、努力を続けて地道に結果へと向かって頑張るプロセスの時間が99%以上を占めます

なので、プロセスを楽しめないと、人生のほとんどの時間を楽しめなくなってしまいます

それに、何かの分野で超一流の結果を出す人は、ふさわしい超一流の努力をしているわけですが、頑張っているのと同時にプロセスを楽しんでいます

プロセスを楽しめないと、1日や2日ならまだしも、何週間、何ヶ月、何年も努力する事はできません

ある天才ピアニストは、クリスマスも年末年始も気にせず毎日平均14時間もピアノを引いていたそうです。

もちろん全てが楽しいことばかりではありませんが、仕事だってスポーツだって楽しい過程はあります。
成長している自分やチーム、人間関係の改善、目標の前の小さな成果などを楽しみましょう。

プロセスの積み重ねはやがて強みとなってあなたの武器になるので、打ち込めること、楽しめることを積極的にやってみましょう。

 

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参考:

・エリック・バーカー(2017)「残酷過ぎる成功法則」橘玲監訳、飛鳥新社
・David Burkus (2018年5月24日) “You’re NOT The Average Of The Five People You Surround Yourself With” (https://medium.com/the-mission/youre-not-the-average-of-the-five-people-you-surround-yourself-with-f21b817f6e69)
・Wikipedia, “Three degrees of influence” https://en.wikipedia.org/wiki/Three_degrees_of_influence

https://www.ted.com/talks/nicholas_christakis_the_hidden_influence_of_social_networks#t-227890
Nicholas Christakis “The Hidden Influence of Social Networks”
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